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永久脱毛の概念の歴史(電気分解法とX線)

永久脱毛したい、と考えた人は、なにも現代の人だけではありません。

永久脱毛の概念の歴史(電気分解法とX線)

永久脱毛を願う人は多く、古代文明でもさまざまな試みが行われていた、という記録もあります。

そのほかの美への意識と同様、昔も今も、脱毛に対する欲求に変わりはない、ということがわかりますね。

しかし、なかなか発毛の仕組みを根絶させる、という脱毛の技術については開発が難しく、古代からの課題を抱えながら、その完成に近づいたのは本当に最近になってから、ということができます。

近代の中での歴史をたどれば、1900年代あたりから、アメリカでは発見されたX線を使った脱毛が試みられていたそうです。

この方法には、脱毛の効果は確かにあったのですが、その分副作用もありました。

例えば軽いところではシミやシワ、傷などの副作用がありました。

重症なものになると、永久脱毛の処理をしてから10年以上経過してから皮膚ガンになる、という副作用もあったそうです。

そのため、次第にX線を使った脱毛は行われなくなりました。

そして永久脱毛は、他の技術の開発へと移っていくことになったのです。

その次に注目されるようになったのは、X線脱毛以前から開発されていた電気分解法という脱毛の技術です。

これは1875年にアメリカで開発され、その後研究が重ねられていくことになった技術です。

元々は永久脱毛のための技術ではなく、さかさまつ毛の治療という目的で開発されました。

そして、治療に実際に用いられるようになり、その効果が持続したところから、永久脱毛にその技術が応用できるのではないか、と研究が進められることになったのです。

この方法では、直流電流を直接流します。

発毛組織の部分に電流を流すことによって、組織液といわれる液体を電気分解する、という方法です。

電気分解されることによって、組織液といわれる液体は、アルカリ性の水酸化ナトリウム溶液に変質します。

こうなることで毛包細胞が破壊され発毛が起きなくなる、というのが技術の仕組みです。

X線の副作用が報告されるようになると、X線を利用した脱毛は行われなくなっていったので、その代わりになる技術として電気分解法の技術は進み、やがてこれを専門に職業にする電気脱毛士も誕生するまでになりました。

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